1949-04-21 第5回国会 参議院 商工委員会 第11号
先程玉置電力局長からお話しましたように最初の要求は設備の増設と改良工事用に二百九十億円と、それから設備の補修復旧用に百四十億円、合計四百三十億円というものを要求しまして、我々の考えておる五ケ年計画はそのように組んであるわけでありますが、それに安定本部の財政金融局の方で資金面全体から考えまして我々の計画を四百億に壓縮しまして、設備の拡張及び改良用に二百七十五億円、設備の補修復旧用に百二十五億円、合計四百億円
先程玉置電力局長からお話しましたように最初の要求は設備の増設と改良工事用に二百九十億円と、それから設備の補修復旧用に百四十億円、合計四百三十億円というものを要求しまして、我々の考えておる五ケ年計画はそのように組んであるわけでありますが、それに安定本部の財政金融局の方で資金面全体から考えまして我々の計画を四百億に壓縮しまして、設備の拡張及び改良用に二百七十五億円、設備の補修復旧用に百二十五億円、合計四百億円
それでその意味合から從來ともに努力をいたして参つたのでありまするが、最近段々にそういうふうな我々の希望も政府の関係各方面において認められて参りまして、補修、復旧用の資材は從來に比べまして非常に優遇されて來たのであります。
本年度における各部門の要求する鉄鋼の総量は、普通鋼鋼材百九十六万八千トン、鑄物用銑鉄五十五万三千トン、銑鋼二次製品三十万四千トン、合計二百八十二万五千トンでありまして、目下最も緊要なる戰災復興用、補修復旧用並びに進駐軍用をしばらくわく外に置くといたしましても、將來安定期における最低限民生安定維持産業に必要とする鉄鋼量は、一箇年三百万トンであつて、この数字は今や國民の常識となつております。